MIRAGE M1 '67 Spa

1967年のスパ1000kmレースで優勝したミラージュM1です。
好きなんですよ、このクルマ。

俗に「ガルフカラー」と呼ばれる水色とオレンジのカラーリングの元祖です。
基本的に、この色の組み合わせはJWチーム（JWオートモーティブエンジニアリング）のオリジナルであって、本当ならJWカラーというのが正解じゃないかと個人的には思ってます。

ミラージュM1はフォードGT40の改良プロジェクトから生まれたクルマなので中身はGT40です。
67年のスパで優勝したM1003は、68年からはGT40に戻され、GT1075になりました。
そして68年、69年とルマン24時間で２連勝など大活躍しました。
つまり、上の写真はルマンで２連勝したクルマの前世の姿といえます。
JWは2、3台しかクルマがないのに、物量作戦のポルシェと互角以上に戦っていました。
70年にポルシェがJWにクルマを託したのも開発能力が評価されたからです。
もしJWと組まなかったらその後のポルシェの歴史も違うものだったと思います。
JWはポルシェではルマンで勝てませんでしたが、後にまたミラージュという名のクルマで勝っています。
水色とオレンジの組み合わせと言ったらJWということでヨロシクお願いします。

コメント 2

ＧＴ４０なんだ・・
ホットホイールでもミニカー作ってますね

わたし、このカラーリングを見ると頭の中で
「ガルフ　→　マックウィーン　→　栄光のルマン」と
なってしまいます
　（知識が無いのでその連想しか出来ない・・
　　これからももっと教えて下さい～！）
by タイドマン (2009-06-21 05:19) 

別に間違ってないですよ。
そういうイメージで良いと思います。
by Little_Rock (2009-06-21 12:24)