東側のプラモ

皆さんのご近所ではガソリン値下げされてますか？
うちの近所では125円。
ガソリンが下がっても他が上がりますからね、喜んでいいかどうか分かりませんよ。

さて、最近また新しいヒコーキのキットを買ってきました。
まずは中国のトランぺッターの1/72ホーカーシーフューリーです。
朝鮮戦争で活躍した英国の艦載機ですね。
ボックスアートがなかなかいい雰囲気（ミグ15の撃墜を再現）です。

ホビーの世界も中国製抜きでは考えられないんですよね。
トランぺッターというメーカーは今、世界で最も勢いのあるメーカーかもしれません。
技術もピカイチです。このシーフューリーもびしっとしたモールドがすばらしい。
箱は1/48並みにでかいけど、パーツが二組でまとめてるのが日本のメーカーとひと味違う。
翼の折りたたみが再現できるようにパーツが分割されていて、どっちを選ぶか迷います。


そしてもう一つ。
こっちはチェコのスペシャルホビーの1/72 F2Gコルセアです。

コルセアと言えばヴォート社ですが、大戦中はグッドイヤー社にも生産委託されていました。
グッドイヤー製のコルセアはF4UじゃなくてF1G、F2Gと呼ばれたのだ。
で、グッドイヤーでは独自にコルセアを改良したのがこのF2Gだ（エンジンは3300馬力）。
しかし、たった17機しか作られておらず、コルセア一家でなかったら単なるレア機で終わってしまいそう。
そういう珍機（失礼）を出すところがスペシャルホビーの真骨頂なんですね。
先のトランぺッターとは全く方向の違う完全なニッチ路線なわけ。
キットの内容もちょっと癖があって、そこがまたマニア心をくすぐるんですよねー。
このキットもレジンとかエッチングとかを使って、初心者は全く無視したように凝りまくった内容です。

うーん、早く作りたい（ちゃんと作るつもりで買ってます）。
というわけで、プラモの世界もグローバル化してるのだ、というお話でした。