エブロ ロータス72Cの残念な考証ミス [モデル・カー]
大評判のエブロのロータス72Cですが、重大なミスが判明。
タイヤのサイズが間違ってます。
下の写真をご覧ください。(Doug Nye著 ”Theme Of Lotus” より)
1970年のドイツGPでリントが駆るロータス72です。
特に前輪に注目。
一方でキットのタイヤは70年代半ば以降のロープロファイルで溝付きという変な仕様。
キットのタイヤとタミヤ・マクラーレンM23のタイヤを比べてみます。
径が殆ど同じなのが分かります(幅は少し違う)。
というだけでは分かりにくいので、もう一押し。
1/43のミニカー(カルツォ製)で比較。
左は78年のタイプ78、右が70年のタイプ72C。
ちゃんと両方とも考証はしっかりしていて、タイヤの再現も正しい。
エブロのプラモは左のタイプ78と同様の小径タイヤになってしまった。
(72年のファイアストンだともう少し大きい。これはタミヤの1/12、72Dで分かる)
いや、エブロさん、やっちまいましたね。
どうしてこんな間違いが起きたのか?
現存する実車を取材してそのままキットにしたからでしょう。
タイプ72は76年まで走ったので、現存する実車のタイヤも70年代半ばのものになっているわけです。
ヒストリックカー用にタイヤを供給するエイボンもそんなに種類は作れないし。
今後、エブロがどう対応するのか見ものです。
※ 静岡ホビーショーのエブロブースに社長さんがいたけど、このことは言わなかった。せっかくプラモ第一作を出したところでケチ付けるのもアレなので。ロータス好きは72Eが出るのを待とう!
タイヤのサイズが間違ってます。
下の写真をご覧ください。(Doug Nye著 ”Theme Of Lotus” より)
1970年のドイツGPでリントが駆るロータス72です。
特に前輪に注目。
一方でキットのタイヤは70年代半ば以降のロープロファイルで溝付きという変な仕様。
キットのタイヤとタミヤ・マクラーレンM23のタイヤを比べてみます。
径が殆ど同じなのが分かります(幅は少し違う)。
というだけでは分かりにくいので、もう一押し。
1/43のミニカー(カルツォ製)で比較。
左は78年のタイプ78、右が70年のタイプ72C。
ちゃんと両方とも考証はしっかりしていて、タイヤの再現も正しい。
エブロのプラモは左のタイプ78と同様の小径タイヤになってしまった。
(72年のファイアストンだともう少し大きい。これはタミヤの1/12、72Dで分かる)
いや、エブロさん、やっちまいましたね。
どうしてこんな間違いが起きたのか?
現存する実車を取材してそのままキットにしたからでしょう。
タイプ72は76年まで走ったので、現存する実車のタイヤも70年代半ばのものになっているわけです。
ヒストリックカー用にタイヤを供給するエイボンもそんなに種類は作れないし。
今後、エブロがどう対応するのか見ものです。
※ 静岡ホビーショーのエブロブースに社長さんがいたけど、このことは言わなかった。せっかくプラモ第一作を出したところでケチ付けるのもアレなので。ロータス好きは72Eが出るのを待とう!